「Tracks & Tales」について - Tracks & Tales

Tracks & Talesについて

私たちは、利便性と引き換えに注意力を犠牲にしてしまった。

尽きることのないプレイリスト、無限に繰り返されるスキップ――音楽は、私たちが他のことをしている間にただ流れているだけのものになってしまった。『Tracks & Tales』は、その喪失感を抱く人々のために、そしてその想いに応える空間のために存在する。

私たちの活動。

私たちは、音が大切に扱われている場所――リスニングバー、ハイファイカフェ、音にこだわったレストラン、レコードを軸に設計された部屋など――を見つけ出し、その地図を作成しています。171カ国。6,465都市。ロンドンから東京まで、すべての会場をひとつの基準で評価しています。

「リスニングのミシュランガイド」のようなものだと考えてみてください――もしそんなものが存在したとしたら、ですが。

このガイドがどのように誠実さを保っているか。

広告なし。有料掲載なし。どの店舗も金で掲載枠を買うことはできません――掲載枠も、星の評価も、寛大な評価も、一切ありません。レビューは匿名で、評価基準は公開されており、店舗の成長に合わせて星の評価は獲得・維持・喪失されます。私たちは、間違った評価をするよりは、規模が小さくても構わないと考えています。

リスニング・クラブ。

ガイドが部屋を手配し、クラブそのものが儀式となります。毎月1枚のアルバムを、最初から最後まで一緒に聴き通す――世界中のメンバーに向けて、ある部屋から配信されるアナログ盤のリスニング・セッションで、参加は200名の創設メンバーに限定されています。

その背後には誰がいるのか。

『Tracks & Tales』は、ラフィ・マーサーによって執筆されています。彼は、レコード店や試聴室、そして音楽業界のひっそりとした一角で人生を過ごしてきました。このサイトは独立系で、自己資金により運営されており、ページごとに丁寧に作り上げられ、読者たち――会場情報を投稿する寄稿者、それらを評価するアンバサダー、そして毎月一緒に音楽を聴くメンバー――によって形作られています。

どこへ行くのか。

それはオンラインから始まる――意図的かつ慎重に――ふさわしい人々を集めながら。やがて、物理的な空間――音を中心に形作られた現実の空間――へと発展していく。地図に載るすべての都市。音楽を単なる付随物ではなく、体験そのものとして扱うすべての会場。

それがこの計画のすべてです。他よりペースは遅いですが、長く使い続けられるように作られています。